月曜日, 5月 23, 2011

ユーロ安が厳しいですね

 イタリアの国債格下げ、アイスランドの火山噴火など、ヨーロッパ経済にとって、ネガティブな要素続出です。ユーロは大きく下落し、ドル高の様相を呈してきました。奇々怪々なストロスカーンIMF理事の事件といい、ヨーロッパをこれでもかこれでもかといじめているようです。そもそもストロスカーンはギリシャ問題を解決にヨーロッパに向かうところでした。それを強制送還です。どういうことでしょうか。
 いずれにしてもユーロが大きく下落しましたが、アメリカにとってゆーえおやすは歓迎なのでしょうか。IMFと言えば、アメリカそのものです。アメリカはヨーロッパへの輸出国です。日本に対しては、性能のいい部品供給、つまり輸入が多いので、円に対してドルが高くなっても構わないのですが、ユーロは安い方がいいでしょう。それなのに、ここのところ、 ユーロが下落することばかり起こっています。格付け会社も、いわばザ・アメリカです。
 ユーロが安くなると、ヨーロッパにとっては貿易有利、インフレ懸念も起こります。ECBは先進国に先駆けて利上げをしました。まさか、強制的に利上げをさせるためのユーロ安誘導ですかね。あまり陰謀論的な発想はどうかとも思いますが、ユーロに対しての攻勢はすさまじいものがあります。

 日本株式は、ソニーの赤字もありますが、日経平均株価は9500円を割り込みました。 ゲームにしてもブランドメーカーとしてのかつてのソニーではないようです。どうしたのでしょうか。もはやソニーはあのソニーではないのでしょうか。
 いずれにしても、もうすぐ6月です。すべては6月以降ということになるのでしょうか。