金曜日, 12月 28, 2007

亥年は大変でした

 今年も今日が最後です。株式市場における亥年の常勝記録も終わりそうですね。年明けは好調かなとの思惑でしたが、2月の「上海ショック」で、株価が急落、でも企業業績の好調が支えて回復、さすが亥年と思ったのもつかの間、夏からは「サブプライムローン問題」で一気に下落、中国発の株価下落に比べて、アメリカ発の株価下落はきつかったですね。
 相次ぐ政策(建築基準法改正等)により景気は活気をもつ事が出来ず、いわゆる“政策不況”から、欧州の株価復活に取り残され、ずるずると今にいたる感じです。今年はビッグサプライズが2回も来ましたからね。さすがの亥年もどうしようも出来なかったですね。
 2月の「上海ショック」の時もそうでしたが、日本だけ回復が出遅れるのです。「サブプライムローン問題」のあとの株価下落でも、日米が回復が遅れ、アメリカは相次ぐ利下げ等で、回復の兆しが見える中で日本は出遅れています。なんと言ってもアメリカは移民政策により人口は増えていて、実需は確実ですからね。日本の政治は人気は無く、経済政策は出てこない状況で、増税ムードが景気の足を引っ張るという、まさに永田町だけの日本のようです。
 私達はますます「自助努力」が必要なのでしょうね。