水曜日, 2月 18, 2009

GM再建計画

 米GM社は、追加融資のための再建計画を発表しました。4万7,000人の従業員カットと追加融資166億ドル(約1兆5,000億円)の必要性を訴えました。所有ブランドの大幅削減、工場の閉鎖、販売店の大幅削減などが盛り込まれていますが、投資交渉は未だ決着していない状況で、このまま交渉が決裂刷るようであれば破産法に元ずいて対応しなければならないと言われています。
 自動車業界の労働組合は、伝統もあり、なかなか交渉は厳しいようです。従業員の保険関係の費用を組合にGMが支払っているものの半分を、GMの株にして欲しいとのGM側の要求、もっとも、それが前回の融資された条件の一つだったのですが、労働者側の説得に失敗しているのが現状で、前回融資の条件が守られていないと言うことになります。労働者側も、現在2ドルぐらいに下落しているGM株がさらに下落の可能性もあり、納得できる話ではないでしょう。
 従業員の時給が7,000円とも報じられていますが、これには医療保険の費用も含まれているようで、皆保険制度がある日本とは少し事情がことなりますが、それでも高い水準と言えるでしょう。
 社会保障制度は是って医に重要だと言うことがここでもおわかりいただけると思います。日本の皆保険制度は是が非でも守りたいところです。
 クライスラーも50億ドルの追加融資が必要と訴え、イタリアフィアットとの提携により企業を再生する道を選びました。小型車への傾注です。
 世界的に基幹産業である自動車業界の再建に行方は注目されています。オバマ大統領はコロラド州デンバーで、7,870億ドル(約72兆円)の景気対策法に署名しました。