月曜日, 10月 08, 2007

郵政民営化、その後

 日本郵政公社が持ち株会社に移行して、郵便事業で、日本通運「ペリカン便」と業務提携を行いました。この両者、元国営同士、日本通運も戦時中、国策会社としての役割を担っていました。JRグループとも、旧国鉄からのつながりが強い。この元国営企業コンビvs民間企業という構図でしょうか。
 「ゆうちょ銀行」では、地方銀行のスルガ銀行と、住宅ローンでタッグを組むことが決まっています。地方銀行の連合会は、ゆうちょ銀行との一定の距離を確認していた矢先の出来事。郵政民営化にともない、戦々恐々としているだけにショッキングな出来事でしょう。クレジットカードに関しては、逆に、クレディセゾンとの共用を打ち切り。セゾンも更新時からゆうちょ銀行との関係を見直されます。ゆうちょ銀行は情報が外部にデルコとを恐れ、クレジットに関しては独自で行うようです。投資信託の販売は今まで以上に積極的に行うようです。
 「かんぽ生命保険」は、優しいイメージのテレビコマーシャルが露出しています。今まで民間の保険会社の独壇場である市場への進出なども今後考えられるでしょうか。