土曜日, 10月 20, 2007

高齢者らへの過剰販売、クーリングオフ後でも解約可

 東京地区で大手を中心にタクシー運賃が値上げされるようです。第一交通産業では12月3日から初乗り2キロの運賃を上限710円に引き上げられます。燃料高の影響とも言われていますが、パンが値上げ、カップ麺も値上げされるようです。まるか商事(群馬県伊勢崎市)は、「ペヤングソースやきそば」など同社の12商品すべてを来年1月1日出荷分から値上げすると発表しました。平均10%前後の値上げになりそうです。同社の値上げは17年ぶりだそうで、原油高騰による資材・配送コストや小麦価格の上昇が原因で、「ソースやきそば」の希望小売価格(税抜き)は155円から、170円に引き上げられるそうです。 食品などが値上げされるところを見ると、やはりインフレなんでしょうか。

高齢者らへの過剰販売、クーリングオフ後でも解約可
 経済産業省の産業構造審議会(経産相の諮問機関)の小委員会は、高齢者らが必要以上の商品を売りつけられた場合に、クーリングオフ期間が過ぎても契約を解除できる仕組みを導入するなど、悪質な訪問販売への規制を強化することで合意しました。経済産業省は年末をメドに規制強化策の詳細をまとめ、来年の通常国会に提出する特定商取引法(特商法)の改正案に盛り込む方針です。特定商取引法(特商法)は訪問販売について、契約の締結から一定期間内であれば解約できるクーリングオフ制度を設けています、判断力の衰えた高齢者らを相手に必要のないリフォーム契約を繰り返し結ぶようなケースでは、クーリングオフ期間後に契約を解約することは難しいです。このため小委員会は、通常の必要量を超える商品やサービスに関する契約であれば、契約成立後でも取り消せる制度が必要と判断しました。