月曜日, 11月 26, 2007

米年末商戦で客数増、1人当たり購入額は減 /郵便局会社、2007年度下期に投信2700億円販売

 大阪証券取引所がジャスダックを買収することになりました。日本証券業協会が取得している70%超の株を取得することで、ジャスダックの大半の株を取得、そのうえで、「ヘラクレス」と統合することになります。上場における新ルールにより、ヘラクレスを含め上場企業にも大きな影響があると見られます。

米年末商戦で客数増、1人当たり購入額は減
 全米小売業協会(NRF)は、感謝祭休暇の買い物客数が1億4,700万人強と前年同期に比べて4.8%増えたと発表しました。一方、顧客1人当たりの平均購入額は同3.5%減の347.44ドル(約3万7,000円)に落ち込みました。買い物客数が伸びた背景にはセール開始時間を早朝や深夜に前倒しする店舗が増えたことがあります。調査会社BIGリサーチのまとめによれば、早朝4時前に買い物に出かけた顧客は全体の14.3%に上り、前年同期の12.4%を上回りました。クリスマス商戦は毎年アメリカの景気復活のポイントになるようです。

郵便局会社、2007年度下期に投信2,700億円販売
 郵便局会社は2007年度下半期に投資信託を2,700億円販売するなどとした民営化後初の事業計画を総務省に提出しました。各種切手や年賀はがきの販売で4,000億円、ゆうパックなど国内物流関連販売で520億円を見込みます。同じく事業計画を提出した郵便事業会社は下半期に、126億9,800万の内国郵便物を取り扱う見通し。このほか、国際貨物運送で54億円、カタログ販売の受託で9億円、広告業務で1億2,000万円を見込み、収益源の多様化を目指します。