日曜日, 11月 18, 2007

銀行の業務規制緩和・子会社通じ株式取得、投資目的を解禁/新規参入銀行の9月中間、ソニー銀が最高益

 アメリカでの「姓」の多いランキングにおいて、米国で最も多い姓は「スミス」さんだそうです。米国税調査局は17日までに、2000年の国勢調査に基づく「姓」ランキングを発表、2位以下は「ジョンソン」「ウィリアムズ」「ブラウン」「ジョーンズ」で、英国系やアフリカ系市民の間で一般的な姓が続きました。一方、ヒスパニック系の「ガルシア」「ロドリゲス」が8位と9位に登場。トップ10にヒスパニック系の姓が入るのは初めてとみられ、ヒスパニック系勢力が拡大していることが裏付けられました。アジア系では、中国・韓国系に多い「リー」が22位に入ったようです。「タナカ」「スズキ」はないようですね。

銀行の業務規制緩和・子会社通じ株式取得、投資目的を解禁
 金融庁は銀行の業務範囲規制を大幅に緩和する検討に入りました。一定の要件を満たした銀行に限り、投資・運用目的で一般事業会社の株式を取得する自己資金投資を解禁しました。商品や商品先物取引を全面的に認めるほか、排出権取引やイスラム金融などにも進出できるよう検討を進めています。欧米の大手金融グループが収益を拡大しているこれらの分野での競争条件を同等にし、見劣りする邦銀の国際競争力の向上を後押しする意向です。金融庁は19日に開く金融審議会(首相の諮問機関)に銀行の業務規制緩和に関する論点メモを提示。金融審議会での議論を踏まえた上で、年内にまとめる「金融・資本市場競争力強化プラン」に方向性を盛り込む方針で、早ければ、来年秋の臨時国会で関連法の改正を目指します。

新規参入銀行の9月中間、ソニー銀が最高益
 新規参入銀行の2007年9月中間期決算では、ソニー銀行が中間純利益で最高益を更新した一方、イーバンク銀行は米国の信用力の低い住宅融資(サブプライムローン)問題に絡む有価証券の評価損で赤字幅が拡大したようです。ソニー銀行は貸出利息が前年同期に比べ約10億円増加。繰り延べ税金資産の追加計上などで20億円の最終黒字(前年同期は1億円の黒字)となりました。預かり資産残高は1兆60億円と、初めて1兆円を突破しました。ジャパンネット銀行は決済手数料の増加などで5億円の最終黒字(前年同期は5億円の赤字)に転換。セブン銀行はシステム投資拡大などで17.2%の最終減益となりました。イーバンク銀行は新規参入行で唯一、サブプライムローンを組み込んだ債務担保証券(CDO)を保有。中間期に39億円の有価証券評価損を計上し、52億円の最終赤字(前年同期は6億円の赤字)となりました。