金曜日, 9月 28, 2007

家計調査について

 総務省が28日に発表した8月の2人以上の世帯の家計調査によりますと、1世帯あたりの消費支出は29万6,035円、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比で1.6%増え、2カ月ぶりのプラスになったそうです。総務省は「個人消費は堅調」とみているそうです。
 家計調査とは、総務省ホームページでは「世帯を対象として、家計の収入・支出、貯蓄・負債などを毎月調査しています。調査結果は、我が国の景気動向の把握、生活保護基準の検討、消費者物価指数の品目選定及びウエイト作成などの基礎資料として利用されているほか、地方公共団体、民間の会社、研究所あるいは労働組合などでも幅広く利用されています」と紹介されています。
 8月は猛暑が良い結果をもたらしたとのことで、エアコンが実質で前年同月比45%増、ビールが13.6%増、帽子が11.2%増となったそうです。こうした猛暑関連の支出だけで消費支出を約0.7ポイント押し上げたと総務省は試算しています。勤労者(サラリーマン)世帯の実収入は実質で前年同月比1.5%減と2カ月連続の減少し、税金や社会保険料を差し引いた可処分所得、いわゆる手取額も2.6%減ったそうです。住民税が上がりましたからね。