水曜日, 8月 08, 2007

7月末の外貨準備高、過去最高の9,237億ドル/

 毎日暑いですね。この暑さでやっと家電量販店でのクーラーなどの売れ行きが伸びているようです。ビールの出荷量にも影響があるでしょうね。日経平均株価がどこまで伸びるか。8月に大きく跳ね上がらないと、今までダメージを受けた投資家の挽回のチャンスは遠のくかもしれません。例年、秋はマーケットは下降傾向が強いです。9月、10月は冷え込む時期です。ただ、日本のお盆時期は、日本人はあまり動きませんが、外人が動いてくれることがあります。ちょっと期待ですね。

7月末の外貨準備高、過去最高の9,237億ドル
 財務省が8日発表した7月末の外貨準備高は9,237億1,800万ドルとなり、6月末と比べ101億4,600万ドル増えました。4月末の9,156億2,300万ドルを超え過去最高となりました。米長期金利の低下(債券価格の上昇)で保有債券の時価評価額が増加したのが主因のようです。外国債や預金の運用益や、ユーロの米ドルに対する上昇でユーロ建て資産の米ドル換算での評価額が増えたことも寄与しました。国際通貨基金(IMF)公表の2月末時点の外貨準備高によりますと、首位は中国の1兆1,604億ドル。日本は8,900億ドルで2位でした。財務省は2004年3月以来為替介入をしていないようです。

ユーロ圏以外での外貨準備、ユーロの比率25%に
 欧州中央銀行(ECB)は25日、ユーロ圏以外の国・地域の外貨準備高に占めるユーロの割合が2006年末に25.8%となり、2004年末に比べ約1ポイント上昇したと発表しました。米国やアジアがユーロ建て資産を積み増しました。為替リスクを分散するため、ドルを減らしてユーロの比率を高める動きが広がっています。ECBによりますと、ドル建ての割合は2006年末に64.7%。依然としてユーロ建ての2倍以上の比率でしたが、2004年末比で約1ポイント減りました。対ドル相場が大きく変動した場合に巨額の為替差損が生じるのを避けるため、外貨準備をドルに一極集中しないようにしています。国別にみますと、米国が61%、カナダが51%とすでに半分以上がユーロ建て。今回の統計には中国などの数値は含まれていませんが、アジアでもユーロ建ての比率が上昇しているようです。