水曜日, 8月 29, 2007

保険商品の銀行窓販全面解禁へ、生保各社も準備急ぐ/利上げ見送りの可能性も 欧州中銀総裁が講演で示唆

 与謝野馨官房長官には、親しい経済界の人達で作る「四季の会」があるとの記事が載っていました。各政治家にはこうした民間人の会があるようですね。安部首相にもkの様な応援協力する会はあるようです。

保険商品の銀行窓販全面解禁へ、生保各社も準備急ぐ
 2007年末にも全面解禁となる保険の銀行窓販をめぐって、保険商品を供給する生命保険各社も本格的な準備に入りました。第一生命保険は500億円を投じて窓販専用の新生保子会社を10月に設立。りそな銀行との販売提携でも合意済みで、過去の窓販実績で大きく先行する住友生命保険を追撃、外資系保険なども大手銀行との提携強化を探る方針のようです。最大手の日本生命保険はこれまで自社の営業職員チャネルを重視し、銀行優位の窓販に批判的でしたが、社内からは銀行はすばらしい販売チャネルとの考えも出始めており、販売戦略の見直しをにじませてきたようです。

利上げ見送りの可能性も 欧州中銀総裁が講演で示唆
 欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は、ブダペストで講演し、9月の利上げを事実上予告していたことについて「それは市場が混乱する前の議論だ」と述べ、従来の姿勢を変えて来月6日の定例理事会で利上げを見送る可能性もあることを示唆しました。総裁の発言は、信用力の低い個人向け米住宅ローンの焦げ付き問題で生じた信用収縮を強く意識したものとみられます。金融市場では、ECBはユーロ圏の好景気でインフレ警戒を維持する一方、利上げを1~2カ月先送りする選択肢も残したとの見方が出ています。トリシェ氏は今月2日、物価動向を強く警戒しているとして利上げの方針を示唆しましたが、その後、同住宅ローン問題が欧州の金融機関に波及していることが発覚し、これを受けたECBの対応が焦点となっていました。総裁は講演で、金融市場や景気動向を慎重に考慮して最終判断する意向を示しました。