月曜日, 8月 27, 2007

東証、金で運用の投信上場

 金融商品も多様化し、いろいろな商品が出てきました。それに伴い、資産の配分方法も変化すると思われます。金融危機も今までの金融機関発からファンド発と、新型の金融危機の様相を呈しています。資産をマーケット投資とマーケットの影響を受けない投資に分けることが必要と思われます。だんだん投資の世界も複雑になってきましたね。そこで、下記の記事のように新しい商品が登場してきました。これからのこのような記事は要チェックです。

東証、金で運用の投信上場
 東京証券取引所は来春、金で運用するETF(上場投資信託)を上場します。金は株式や債券などと値動きが連動しにくい代替的な投資対象で、活発な売買が見込めると判断、国内で初めて現物の金と交換できる投信を扱います。証券と商品の分野をまたいだ金融商品の上場となり、投資家の選択肢が広がることになります。証券取引所と商品取引所の間の垣根が崩れることになり、国内の取引所の再編論議が活発になる可能性があります。東証が上場するETFはこれまで日経平均株価など株価指数に連動するタイプだけでした。新たに上場する金ETFは金で運用し金相場に連動する投信で、売買単位は数万円程度を検討しています。東京工業品取引所などに上場する金先物取引の単位よりも小口にします。原則として金と交換可能にするそうです。