日曜日, 1月 14, 2007

子育て世代の買い物優遇/テレビの力は恐ろしい「納豆ブーム」

今年に入って、バラバラ死体事件のニュースをよく耳にします。テレビ朝日などでコメンテーターをされているジャーナリストの大谷氏が、番組の中で、「年間10も経験したことがあるかないかだったバラバラ死体事件が、ほんの数日の間にこんなに耳にすることは考えられない」とおっしやっておられました。人間として持ち合わせている感情にどこかゆがみが出てきたのか、これでは人間と獣の区別がつかないですね。誰の心の中にも悪魔は潜んでいますが、それは理性が抑えているのが普通です。理性というものが無くなっているのか、日本社会は負の部分でも欧米化している様な気がします。

子育て世代の買い物優遇
 子供がいる世帯を対象に、企業や商店などが商品の値引きや特別なサービスをする「子育て世帯優待事業」が全国に広がってきました。少子化対策の一環として、石川県や静岡県が2006年から大規模に実施されたもので、1月には徳島県なども始めました。出生率が低迷するなか、政府は少子化対策の新しい柱になると判断、国の事業として全国どこででも優待サービスを受けられる仕組みづくりなどについて、内閣府を中心に検討に入るようです。 子育て世帯優待事業は子供がいる世帯であることを証明するパスを自治体などが発行し、利用者は事業に参加する企業や小売店、飲食店、金融機関などでパスを見せると、値引きなどのサービスを受けられるシステムで、2006年1月に石川県が実施したのをきっかけに、既に12県が導入(内閣府調べ)、2007年度は京都府や埼玉県なども始める予定だそうです。
 少子化対策に関する政府政策がここのところよく目にします。少子化は、社会保障制度の維持において問題となるばかりではなく、“”人口減少をまねき、その国の消費能力が落ち、さらに、納税者が減り、国の財源が細ると言うことに繋がり、資本主義社会に於いては致命傷になります。人口減少の国に経済成長無しとまで言われます。少子化は大問題です。

テレビの力は恐ろしい「納豆ブーム」
 突然の納豆ブームが起き、全国的に品切れや品薄状態が続いているそうです。原因は、納豆のダイエット効果を紹介するテレビ番組とみられ、メーカー各社は工場をフル稼働させているが、安定供給のめどは立っていないとのことです。正月“食っちゃあ寝”の生活から、体重計にのるのが恐ろしいという人が増えている時期にあわせた企画だったのでしょうか。番組関係者は、株価などのインサイダーにも繋がるとかで、事前に取扱商品は誰にも公表しないなんてことも聞いたような気がします。いやはやテレビの力は恐ろしいですね。