月曜日, 1月 15, 2007

いつまでが「松の内」なのか/国家公務員「上乗せ年金」削減

12日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比41.10ドル高の1万2556.08ドルと2日連続で過去最高値を更新し取引を終えました。ハイテク株主体のナスダック総合指数は17.97ポイント高の2502.82となり、2001年2月以来、5年11カ月ぶりに2500台を回復しました。この日発表された12月の米小売売上高が堅調だったことで、個人消費の先行きに安心感が広がり、買い注文が先行しました。原油先物相場が5営業日ぶりに反発したことを受け、石油大手エクソン・モービル株が大幅上伸し最高値更新の要因となったようです。ニューヨーク市場が前日より好調名時の日本市場はおおむね値段を上げて始まります。ナスダックともに大幅値上げの場合、日本のマーケットも上昇傾向になります。

いつまでが「松の内」なのか
いつまでが「松の内」なのでしょうか。七草がゆを食べる7日まで、あるいは、小正月(15日)までと、おおむねこの2つのどちらかのようです。年賀特別郵便制度では、1月7日投函までの公社製年賀はがきには消印がつかず、1月8日以降は、消印が付くので「あけましておめでとう」の言葉は使えないなど、7日とするのが通常でしょうか。門松を片付ける日も7日と15日と、地方によって異なるそうです。ちなみに、松の内の「マツ」は、植物の松ではなく、正月を指折り数えて「待つ」という意味です。

国家公務員「上乗せ年金」削減
 財務省、厚生労働省などは年金一元化で国家公務員向けに新設する「上乗せ年金」について、給付額を2010年に廃止する現行の職域加算制度に比べて平均3割減らす案の検討にりました。退職手当や本人負担分も含めた総支給額でみた官民格差を是正するのが狙いです。与党と調整したうえで、厚生・共済年金一元化の関連法案として25日召集予定の通常国会への提出を目指します。人事院が14日までにまとめた調査によりますと、公的年金に上乗せする「三階部分」の支給額は国家公務員の方が民間サラリーマンよりも平均で142万6,000円多くなっています。「官優遇」が鮮明で、新制度は国家公務員に支給する三階部分を縮める方向です。