火曜日, 6月 05, 2007

上場地銀減益、経営体力に格差/アメリカは医療費が高い

ブロガーシステムの都合により、このブログの更新ができませんでした。本日やっと再開です。またまためいいっぱい情報をご提供いたします。

上場地銀減益、経営体力に格差
 株式を上場している地方銀行89行、グループの2007年3月期決算は、連結純利益が前の期比15.2%減の6,800億円となりました。本業の儲けを示す実質業務純益が伸び悩み、不良債権処理損失も膨らんだようです。全体の不良債権比率(リスク管理債権ベース)は0.5%改善はしたものの、4.1%と高止まりしており、1%台のメガバンクと差がつきました。もっとも、政府の絶大な庇護のもとにいる無がバンクと比較するのは酷ですがね。
 都会と地方では、金融においても事情が異なります。地場の企業は、融資を国金(政府系金融機関)、メガバンクとの熾烈な競争に加え、郵政民営化で、競争相手が増えます。投資信託販売では郵便局に推されている感じです。地方の方が油便局への依存は高いでしょう。
 政府系金融機関の縮小は地銀にとっては朗報ですが、郵便局の住宅ローン販売等で、新たな、最強のライバルの出現で、厳しい局面が続きますね。

アメリカは医療費が高い
 アメリカは先進国で唯一、皆保健制度がない国です。民間の保険で、医療負担をカバーする国です。それだけ民間の保険会社の力が強いとも言えます。医療ミスの賠償額などにより、病院側、保険会社側が、医療費や保険料を引き上げ、その結果、お金を持っている人たちだけが医療保険に加入することができ、病院に行くことができる社会が誕生しました。
 アメリカで言う医療保険は日本で言うのとはことなります。日本の健康保健のようなもので、大手企業は、この民間の保険を従業員全員にかけなければならないというルールから、不況時には企業の財務を圧迫。大手自動車会社の経営を圧迫しました。貧富の差が激しいアメリカでは、イコール医療行為が受けられるかどうかにつながるという、まさに命がけの格差です。
 日本も同じ道を歩むのでしょうか。