月曜日, 6月 18, 2007

銀行窓販を支持、生保協会/国の資産を売却

銀行窓販を支持、生保協会
 斉藤勝利生命保険協会会長(第一生命保険社長)は、銀行窓口での保険販売(窓販)を全面支持しています。いままで、保険側は銀行での保険販売には消極的でしたが、銀行が融資先に圧力を掛けて販売することを規制できれば、窓販全面解禁容認の意思表示を行いました。第一生命保険は、りそなホールディングから優先株の一部を引き受けることで関係を強化しています。人材交流や販売ノウハウの提供など、関係を強めています。銀行にとっての保険の窓販は、手数料収入獲得にはうってつけの材料です。銀行に行けば預金や国債、投信に保険、なんでもありますよと言う感じですね。

国の資産を売却
 財務省は、財政再建のために、国の土地資産の売却をすすめています。国家公務員宿舎や庁舎移転跡地の売却などで1兆6,400円(平成18年路線価ベース)の国庫収入を確保するようです。「国有財産の有効活用に関する検討・フォローアップ有識者会議」がこの報告書をまとめています。大手町だけで売却額3,700億円になるそうで、それらはビジネス街の面した超一等地だけに、不動産会社(デベロッパー)の争奪合戦は必至です。