火曜日, 6月 19, 2007

ノートパソコンにHD-DVD/りそな銀行ATM機、いつでも無料

 日経新聞トップは「川崎重工業が中国で最大級の造船所を建設する」話題です。日本の造船業は、日本有数の業界で、どの技術も高い。船底塗装部門では、韓国や香港に水をあけられていますが、水にサビない鉄鋼を開発。塗装は10年に一回塗り替えなければならず、ランニングコストがかかりますが、このサビない鉄鋼では塗装の必要が無く、大きなビジネスになります。海運業も好調で、CO2排出問題からこれから重宝される天然ガス、液化天然ガス船は注目です。

ノートパソコンにHD-DVD
 東芝は次世代DVD規格「HD-DVD」普及に向け、量販型のノートパソコン「ダイナブック」にHD-DVD機を搭載します。東芝のノートパソコンは世界四位の出荷数で、今年は推定1千万台になります。この内の6割の個人向け機器に搭載します。対抗はソニー陣営の「ブルーレイ・ディスク」、プレイステーション3に搭載はもちろん、低価格のパソコンへの搭載にも動いているそうです。「VHSvsベータ」のビデオ規格競争ではないですが、市場に認められた方がビックビジネスになるのは必至です。アメリカの映画界も巻き込んでの壮大な戦い、低価格商品を利用しての規格普及拡大競争の始まりですね。

りそな銀行ATM機、いつでも無料
 りそなグループは、傘下銀行の本支店のATM機利用のお金の引き出し手数料を、時間外でも無料にします。これまで、新生銀行や地方銀行の一部に限られていたこの「手数料無料」システムですが、大手行でははじめてとなります。そもそも、何で自分のお金を引き出したり預けたりするのに「手数料」がかかるのでしょうか。この「手数料」は、銀行法など、どの法律にも明記されていないもので、いわば銀行の「慣習」の様なものです。最初から「いらない」もののような気がします。手数料無料は、特筆すべきものではなく「あたりまえ」と思いますがいかがでしょうか。