日曜日, 2月 04, 2007

マンション戸数、総世帯の10.35%/築20年以上マンション、修繕積立金「不足」43%

気象庁は、2006年の世界と日本の年平均気温を発表しました。各地の平年との差を計算するもので、世界の年平均気温はプラス0.31度で、統計を取り始めた1891年以降で3番目に高かったそうです。日本の年平均気温はプラス0.44度で、統計のある1898年以降で10番目の高温。同庁は、いずれも地球温暖化の影響に、10年~数十年間隔の高温傾向が重なったとみているようです。

マンション戸数、総世帯の10.35%
 マンション市場調査の東京カンテイ(東京・品川)は、2006年の総世帯数に占める分譲マンション戸数の割合を示す「マンション化率」が前年比0.16ポイント上昇し10.35%となったと発表しました。東京都心3区は70%を上回りました。首位は東京都で22.32%。4.5世帯に1世帯がマンションに住んでいます。神奈川県、兵庫県、大阪府、千葉県、埼玉県、福岡県が続きます。最も低いのは青森県で0.62%でした。全国では2010年までに11%を超えると予測しています。

築20年以上マンション、修繕積立金「不足」43%
 分譲から数十年が経過したマンションの多くが、建物の劣化を抑える修繕費の不足に直面しています。日本経済新聞社が全国の築20年以上のマンション管理組合を対象に調査したところ、43%が「修繕積立金が不足している」と回答。老朽化が進むと、周辺を含む住環境が悪化する恐れもあります。「高齢予備軍」といわれる築20年以上の分譲マンションを対象にした全国調査は初めてです。