土曜日, 2月 24, 2007

介護保険料、65歳以上の体系見直し/NHK受信料、義務化に強く反対

介護保険料、65歳以上の体系見直し
 厚生労働省は65歳以上の介護保険料の体系を見直す検討に入りました。保険料は現在、加入世帯の課税所得によって最低6段階に分けています。こうした「階段型」の設定では加入者の所得が少し増えただけで保険料の段階が上がり、負担が大きく増える例があります。このため所得に応じて緩やかに保険料が増減する体系に改めます。ただ介護に必要な保険料の総額は今後も増えることが確実で、負担を緩和するには無駄な給付をなくすなど介護費そのものの抑制が急務との見解です。3月中にも有識者らによる検討会を設置し、具体策を議論します。早ければ年内にも新しい仕組みを決める方向のようです。介護にはお金がかかります。それを前提に制度を見直してほしいです。そもそも保険制度でよいのか、税の投入をどう考えるべきかも考える必要があると思います。これからは、介護は社会保障制度において重要な項目となってきます。なにが無駄な給付かは慎重に議論してほしいですが、介護を受けたくても受けられないという事態だけは困ります。

NHK受信料、義務化に強く反対
 通信・放送について菅義偉総務相に助言や企画立案をする専門チーム(タスクフォース、代表・松原聡東洋大教授)は、NHKの受信料支払いの義務化について、反対することで一致したとのことです。 総務省は今国会に提出する放送法改正案に、NHKの受信料支払いを2008年度から義務化することを盛り込む方針のようですが、専門チームはNHKの経営改革などが進まない限り、義務化に強く反対する姿勢を鮮明にしました。税も何もかも「不透明」という言葉で形容されないようにしてほしいです。なにか不透明が当たり前のようになっているのが腹立たしいです。