月曜日, 2月 05, 2007

住友信託とJTB提携 新貯蓄商品を発表 /新卒採用する企業、過去最高に 経団連調査

住友信託とJTB提携 新貯蓄商品を発表
住友信託銀行は、JTBと共同開発した新貯蓄商品「わくわくセレクト」を発表しました。満期時に元本をJTBの商品購入に使うと、金利分に加え、購入金額の1.5%分のサービス額が上乗せされるため、「貯蓄中に満期後の利用イメージが具体的に楽しめる夢のある商品」(住友信託)とアピールしています。1年満期の定期預金に、満期から1カ月間、JTBの前払い商品購入プランに振り替えることができる機能をつけました。振り替え分にサービス額を上乗せした会員カードが発行され、残高範囲で何度にも分けて利用できます。全部または一部を現金で受け取ることも可能で、JTBのほかに、IDC大塚家具とも提携しており、家具購入で3%分がサービスされます。住友信託の本支店60カ所と、JTBグループの627店にパンフレットを置き、利用者はテレホンバンクで申し込むことになります。業界の垣根を越えた商品が登場してきました。

新卒採用する企業、過去最高に 経団連調査
 日本経団連が発表した4月入社予定の新卒者採用に関するアンケート調査によりますと、会員企業が採用を実施する割合が94.4%(前年度比3.2ポイント増)、採用を増やす企業が55.4%(1.5ポイント増)となり、4年連続で増加しました。いずれも、平成9年度の調査開始以来、過去最高を更新。生産拠点増強や新規事業への進出など「事業拡大に伴う人材確保」や、「団塊世代の退職に備えた採用枠拡大」が理由です。調査は会員企業1,338社を対象に昨年10月に実施、602社から回答を得ました。