日曜日, 2月 11, 2007

米で初、ヘッジファンドが上場・野村も出資/ブルーレイがシェア9割超 次世代DVD年末年始商戦

米で初、ヘッジファンドが上場・野村も出資
 ニューヨーク証券取引所で、野村ホールディングスも出資するヘッジファンドのフォートレス・インベストメント・グループが株式を公開(IPO)しました。ヘッジファンドの上場は欧州では事例がありますが、米国では初めてです。機関投資家などに限られていたヘッジファンドへの投資機会が一般の個人投資家にも開かれたことで人気を呼び、初値は35ドルちょうどと、公募・売り出し価格に比べ89%高でしたた。9日の終値は68%高の31ドルちょうど。一時37ドルまで上昇する場面もありましった。フォートレスはIPOで6億3,400万ドル(約770億円)の調達に成功しました。終値ベースの株式時価総額は125億ドル(約1兆5,000億円)。

ブルーレイがシェア9割超 次世代DVD年末年始商戦
 次世代DVDの年末年始商戦は、ソニーや松下電器産業などが推進するブルーレイディスク(BD)方式の製品が、販売台数(対応ゲーム機、パソコンなどを除く)で国内シェアの9割以上を占め、東芝などのHD DVD方式を圧倒しました(調査会社BCNの調べ)。ただ、現行のDVD機も含めた市場全体の中では、次世代機の割合はわずか0.5%にとどまっており、BCNは、消費者は様子見を続けており、本格普及は平成19年末以降になりそうと、分析していまする。調査結果では、平成18年12月から平成19年1月末までの録画再生機と再生機を合わせた次世代機の販売台数のうち、ブルーレイディスク機が91.3%でHD機の8.7%を大きく上回りました。録画再生機と再生機の割合は93%と7%。現在、HD方式の録画再生機は東芝の高級機1機種(実勢価格35万円前後)だけ。一方、BD方式の録画再生機はソニーと松下が比較的安い商品を4機種(同23万~30万円前後)販売しており、BCNは、低価格や選択肢の多さなどが評価されているのではないかとしていまする。