火曜日, 2月 13, 2007

農業従事者「65歳以上」が15年には6割超/中国の貿易黒字67%増

農業従事者「65歳以上」が15年には6割超
 農林水産省は農業に従事している人のうち、65歳以上の割合が2015年には6割を超えるとの予測をまとめました。農林水産省では、2015年まで39歳以下の新規農業従事者を毎年1万2,000人確保する目標を定めていますが、高齢化には歯止めをかけにくいとみています。農業の国際競争力を高めるためにも、意欲のある生産者への農地の集約や企業の新規参入を促す考えです。日常的に農業に従事する人は2006年には210万人で、65歳以上が57%を占めます。農林水産省は現在の傾向が続くと、2015年には農業従事者が146万人まで減り、65歳以上は6割超の90万人になるとみています。

中国の貿易黒字67%増 
 中国税関総署が発表した1月の貿易収支速報によりますと、貿易黒字は前年同月比67.3%増の158億8,000万ドル(約1兆9,000億円)と急増しました。昨年1月の黒字は94億9,000万ドル。今年の春節(旧正月)は2月中旬からですが、昨年は1月末から始まったため貿易面にも影響が出ました。しかし、反動増とはいえ年初から黒字が膨張したことで、中国政府に対し不均衡是正に向けた圧力が一段と強まりそうです。月間の輸出は33.0%増の866億2,000万ドル、輸入は27.5%増の707億4,000万ドル。国・地域別の貿易総額(輸出入合計)は、欧州連合(EU)が264億6,000万ドル、米国234億3,000万ドル、日本が175億1,000万ドルでした。恐るべし、中国。