木曜日, 5月 24, 2007

日航、資本支援を要請・主力行に2,000億~4,000億円/長期金利、1,7%に上昇、日銀利上げ観測で約1カ月ぶり

日航、資本支援を要請・主力行に2,000億~4,000億円
 経営再建中の日本航空が、日本政策投資銀行など主力取引銀行に対し、2,000億~4,000億円規模の資本支援を要請しているそうです。今夏にも日航向け貸出債権の一部を株式に振り替える「債務の株式化」が軸で、資本を増強して信用力低下に歯止めをかける狙いです。最大の債権者の政投銀は日航の要請に協力し、貸倒引当金の積み増しで自らが赤字になる可能性を回避する方針です。ただ新中期経営計画のスタート直後という異例の支援要請にメガバンクの一部は反発。追加リストラなどを日航に迫る可能性もあります。複数の関係者によれば、日航の西松遥社長らが今月中旬ごろに、政投銀、みずほコーポレート銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行の4行にそれぞれ支援を要請。早ければ株主総会が開かれる6月末までに合意を取り付け、夏にも実施したい意向を伝えました。どうなる!?日本トップの航空会社は・・・

長期金利、1.7%に上昇、日銀利上げ観測で約1カ月ぶり
 24日午前の東京債券市場では、長期金利の指標となる10年国債の流通利回りが一時、前日に比べ0.02%上昇(価格は下落)の1.70%となりました。長期金利が1.7%をつけたのは4月18日以来約1カ月ぶりになります。海外市場で金利高が進んでいるほか、22日に日銀の水野温氏審議委員が7月利上げを示唆する発言が伝えられたことなどを受け、夏場の利上げ観測が台頭。長期金利は上昇基調が鮮明となっています。長期金利が上がるときは、景気が持続的に良くなると観測された場合や、短期金利が上昇すると考えられ時に上昇します。ということは・・・