木曜日, 5月 10, 2007

米FRB、政策金利据え置き・FF金利、年5.25%維持/中国の競争力、日本上回る・スイスの研究所調べ

米FRB、政策金利据え置き・FF金利、年5.25%維持
 米連邦準備理事会(FRB)は9日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、短期金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を現行の年5.25%に据え置くことを全会一致で決めました。同目標に1%上乗せする公定歩合も、現行の年6.25%を維持しました。政策金利の据え置きは、昨年8月のFOMCから7回連続。米国では景気減速と物価上昇の懸念が混在しており、両方のリスクに配慮して様子見の状態を続けることにしました。FOMC終了後に発表した声明は「金融政策の将来の調整は、物価と経済成長の見通しの変化に左右されるだろう」との文言を踏襲し、今後の経済動向次第で利下げと利上げのどちらにでも動く姿勢を堅持しました。

中国の競争力、日本上回る・スイスの研究所調べ
 スイスの有力ビジネススクール、IMD(経営開発国際研究所、本部ローザンヌ)が発表した「2007年世界競争力年鑑」で、日本の順位は昨年の16位から24位に下がった一方、中国は昨年の18位から15位に上がり、1998年以来9年ぶりに日本を上回りました。IMDは55の国と地域の「マクロ経済」「政府の効率性」「ビジネスの効率性」「インフラ」の4分野、323項目に関する統計や聞き取り調査の結果を集計し国の競争力を示すランキングを作成しています。IMDは毎年集計方法を変更しており、発表時に過去の順位も変動します。発表時点で中国の競争力が日本を上回ったのは今回が初めてになります。日本は4分野のすべてで順位が後退しました。特に昨年の26位から34位に下がった政府の効率性に関する調査項目では「法人税率」の55位、「政府債務」の54位などが足を引っ張ったようです。景気回復持続にもかかわらず、マクロ経済も対日直接投資の減少などを反映して14位から22位に後退しました。

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