金曜日, 5月 18, 2007

少数派人口、1億人突破、ヒスパニック系急増(アメリカ)/「デフレ脱却とは言えない」景気回復は持続(大田経財相)

少数派人口、1億人突破、ヒスパニック系急増(アメリカ)
 米国勢調査局は、米国の人口約3億人に占めるヒスパニック系やアフリカ系米国人(黒人)、アジア系などのマイノリティー(少数派)人口が2006年7月現在で1億70万人と大台を突破し、米国人の3分の1を占めたと発表しました。少数派人口の最大のグループはヒスパニック系で、4,430万人(総人口比14.8%)。2005年7月以降の1年間で3.4%の伸びを示し、最も増加率の高いグループになりました。 これに次ぐ黒人は4,020万人(総人口比13.4%)。増加率は1.3%でした。

「デフレ脱却とは言えない」景気回復は持続(大田経財相)
 大田弘子経済財政担当相は記者会見で、「デフレから脱却したとはまだ言えない状態だ」と述べ、政府が2006年度中を目指していたデフレ脱却が実現できなかったことを認めました。景気の現状認識については、「生産の一部に弱さが見られるが、基調に大きな変化はなく、回復は持続している」と述べました。同相はデフレについて「(脱却は)確実に視野に入っている」と強調し、日本経済の成長力強化に引き続き取り組む姿勢を見せました。ただ「単位労働コストが足元でマイナス幅が拡大している」と指摘し、デフレに後戻りしないよう注視していく考えを明らかにしました。