水曜日, 5月 02, 2007

地方公営企業、72事業が実質債務超過/ガソリン値上げ

地方公営企業、72事業が実質債務超過
 公立病院や公営バスなど全国の地方公営企業のうち、少なくとも72の事業が2005年度末で実質債務超過に陥っていたことが、日本経済新聞の集計で分かりました。債務超過額の合計は2,300億円。2008年度から連結ベースで自治体の健全性を評価し早期の再生を促す再建制度が始まる予定で、今後、赤字事業への税金投入や抜本的な事業再建を迫られます。集計の対象は総務省の「地方公営企業年鑑」で貸借対照表を開示している2,643事業。地方公営企業は設備の建設などのための借入金を「借入資本金」と呼び、資本の部に含める独特の会計処理をします。だが借金に変わりはないので、「資本合計」から除いて独自に算出しました。

ガソリン値上げ
 ガソリンの小売価格がふたタブ値上げしています。石油元売り各社が1日からガソリン卸値を1リットル当たり5円前後引き上げたのが影響しています。都内では1日朝から早速値上げで、1リットル当たり131円だったレギュラーガソリンが1リットル137円、セルフ価格は同129円が135円となっていました。元売り値上げの原因は、原油価格高騰に加え、円安が進んだことがあげられます。ゴールデンウィーク突入でのガソリン価格値上げ、ちょっと厳しいですね。