水曜日, 4月 18, 2007

負債9億超、破産申し立て受理され「全家連」解散/8月10日は「やきとりの日」、7都市の業者らがPR

負債9億超、破産申し立て受理され「全家連」解散
 厚生労働省所管の財団法人「全国精神障害者家族会連合会」(全家連、東京都台東区、小松正泰理事長)は、破産手続きの開始を東京地裁に申し立てました。申し立ては受理され、全国1,600の家族会をとりまとめ、会員数は12万人に上る「全家連」は解散しました。「全家連」によりますと、債務総額は、約9億6,000万円。1996年に温泉ホテルと授産施設を併設した「ハートピアきつれ川」(栃木県さくら市)を建設した際の借入金と、その返済のために不正流用した補助金の未返還分が大半を占めるようです。厚生労働省内で記者会見した小松理事長は、つまづきの原因として、「ハートピア建設時、寄付で集めるはずだった8億円が集まらないなど、見通しの甘さがあった」と説明。解散の影響については、「全国の精神障害者の意思を代表して、国や関係団体と折衝する機能が失われる」と述べました。「全家連」は、精神障害(者)に対する社会的理解の促進、精神障害者施策の充実をめざした全国的な運動を展開している団体(全国組織)で、1967(昭42)年2月に精神障害者とその家族のための福祉事業団体として厚生省(当時)から許可され、財団法人になったものです。

8月10日は「やきとりの日」、7都市の業者らがPR
 焼き鳥で知られる全国7都市の業者や組合でつくる「全国やきとり連絡協議会」が、東京・赤坂で「やきとりサミット」を開き、毎年8月10日を「やきとりの日」とすることを決めました。 「土用の丑(うし)」のウナギに対抗してアピールするようです。昨年1月に結成された協議会には埼玉県東松山市、北海道室蘭、美唄市、福島市、愛媛県今治市、福岡県久留米市、山口県長門市の店主らが加盟。協議会が企画した「世界一長いやきとり」は、和歌山県日高川町の記録を福島県川俣町が更新、さらに長門市が13メートル28の記録を樹立するなど盛り上がりを見せています。「やきとりの日」には、共通ロゴなどをあしらったのぼり、ポスターなどを作ってPRします。協議会代表世話人の日疋(ひびき)好春さん(36)(東松山市)は、「やきとりは、地域性の濃い和食文化。地域の魅力を再発見するきっかけになれば」と話しているようです。