金曜日, 3月 30, 2007

2月の完全失業率4.0%・前月比横ばい /累積赤字、最大8,100億円に=2011年度、政管健保の収支見通し

2月の完全失業率4.0%・前月比横ばい
 総務省が発表した2月の完全失業率(季節調整値)は4.0%となり、前月に比べ横ばいでした。完全失業者数は前年同月比7万人減の270万人となり、15カ月連続で減少しました。また就業者数は6,302万人となり、前年同月より30万人増加、5カ月連続増加となりました。完全失業率を男女別にみますと、男性が前月比0.1ポイント低下の4.0%、女性が0.2ポイント上昇の4.0%でした。また完全失業者のうち、勤務先の人員整理や倒産などで失業した「勤め先都合」は68万人、「自己都合」は101万人でした。

累積赤字、最大8,100億円に=2011年度、政管健保の収支見通し
 社会保険庁は、中小企業のサラリーマンらが加入する政府管掌健康保険(政管健保)について、2007~2011年度の収支見通しを公表しました。最も厳しいケースでは、2009年度から積立金を含めた累積で赤字に転落し、2011年度には累積赤字が最大8,100億円に膨らむといいます。政管健保の運営は2008年10月に公法人の全国健康保険協会に移管されることが決まっていまする。同庁は円滑な移行を考慮して、2008年度の保険料率(現在は年収8.2%を労使折半)について、引き上げも含め検討する必要があると指摘しています。