火曜日, 3月 13, 2007

NY原油、3日続落 4月物58.91ドル/

NY原油、3日続落 4月物58.91ドル
 12日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は3日続落しました。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の4月物は前週末比1.14ドル安の1バレル58.91ドルで取引を終えました。終値が58ドル台となるのは3週間ぶりで、米北東部の気温が上昇するとの気象予報が伝わり、暖房用燃料の需要が減るとして先物が売られたようです。原油価格が下がるということは、原材料調達コストが下がり、一般的には株価には好影響といえますが、最近は教科書どおりには物事が進まないですからね。

リハビリ打ち切り、狭心症や心筋梗塞の1割以上
 厚生労働省は12日、昨年の診療報酬改定でリハビリテーションの治療日数を原則として「最大180日」に制限したことに関し、実態調査をまとめました。医師が「改善の見込みがある」と判断しながら、上限日数に達したためリハビリを打ち切ったケースが心筋梗塞(こうそく)や狭心症、関節炎などの患者の1割以上にのぼることが明らかになりました。リハビリ打ち切りを促しかねない制度に批判も出ており、診療報酬のあり方を審議する中央社会保険医療協議会で見直しに乗り出す方針です。調査は昨年12月、全国2,822の医療機関を対象に実施し、3割から回答を得ました。全体の78~89%の患者については、
   治療日数の上限が来る前にリハビリの効果が出て終了した
   日数の上限規制がない疾患で、医者が十分と判断するまでリハビリ
   を継続した
のいずれかでした。しかし、急性心筋梗塞や狭心症発作などでは1割程度、関節炎など運動機能の患者では10~15%が「改善見込みがある」にもかかわらず、日数の規制にかかってリハビリが打ち切られていました。強力な行政指導の弊害ともいえるものでしょうか。