木曜日, 3月 08, 2007

年金保険料、転用時は使途公開/普通預金金利が上昇

年金保険料、転用時は使途公開
 自民党は厚生労働部会を開き、社会保険庁改革法案について、公的年金の広報など年金関連事業に年金保険料や税金を使った場合、使途や内訳を公開する規定を新たに盛ったうえで了承したそうです。年金給付以外への保険料の転用を巡っては、保険料の無駄遣いにつながるとの懸念が党内で出ていました。新条項を追加し、公的年金の運営の透明性を高める狙いです。同法案は、現在の社保庁を解体し、2010年1月に非公務員型の新法人「日本年金機構」に公的年金業務を引き継ぐことが柱で、保険料の使途についても学生向けの年金教育・広報や、加入者向けの相談・情報提供業務などに限っています。さらに使い道についてインターネットのホームページなどで公表しまする。同部会では、保険料の使途を毎年度厳しく精査することや、新法人に移る社保庁職員を厳選することを政府に申し入れることも併せて決議し、政府は社保庁改革法案を閣議決定する予定だそうですが、こんなの当たり前ですよ。いままでやっていなかったことに怒りを覚えますね。
 そもそも、私たちの年金保険料が、年金給付以外に使われていること自体、知らない人が多いのではないでしょうか。まるで小学校の学級会のような議論をしているようで、お小遣い帳をつけて親に見せましょうという話し合いのようで、あきれるばかりです。

普通預金金利が上昇
 日銀が公表した預金種類別店頭表示金利によりますと、全国金融機関の普通預金の平均利率(店頭表示期間2月26~3月2日)は0.172%と、前週比0.073ポイント上昇しました。日銀が2月21日に追加利上げを実施したことに合わせ、金融機関が相次いで預金金利を引き上げたためです。
 確かに、少しずつではありますが預金金利は上がってきています。でも、数字を見ると、小数点以下の桁の多いこと。借入金利は小数点の前に整数がありますが、預金金利の場合は小数点の前は整数「0」です。勝手なイメージですが、利上げ“即”借入利率引き上げ、利上げ“徐々に”預け入れ金利微増。。。ですかね。