月曜日, 7月 16, 2007

7月の個人向け国債、「5年固定」が最高の1.6兆円に

 日経新聞1面に「イエコノミー」が連載されています。アメリカ国債を満期ずれで買い続け、年金の代わりとしているという記事があります。国債は満期まで保有していると、必ず約束された利回りで償還されます。年齢で60歳から1歳ずつ“ずれて”満期を迎えるように購入すれば、毎年お金が貰える仕組みが作れます。まさに「自分年金作り」です。毎月分配の商品は、分配金(半年に1回)をずらして発生するように買えば毎月分配は可能ですね。自分年金作りは大切です。

7月の個人向け国債、「5年固定」が最高の1.6兆円に
 低迷が続いていた個人向け国債の販売額が一転して上向きはじめました。財務省が7月17日に発行する個人向け国債の販売額(確定値)は、前回の4月発行分と比べて約1.6倍の1兆9,676億円と急増。うち5年物の固定金利型の国債は1兆5,964億円と2006年1月の販売開始以来、過去最高となりました。金利上昇の影響で利率が高まり、投資家の人気が集まったようです。財務省は3カ月ごとに10年物の変動型と5年物の固定型の個人向け利付国債を発行。今回の7月発行分は6月13日から7月3日にかけ、銀行や証券会社を通じて販売を進めてきました。販売直前に長期金利が上がったことで5年物の利率が1.5%に高まり、他の金融商品と比べた商品の魅力が高まったということです。