木曜日, 7月 19, 2007

7割強が1年後の物価上昇見込む

 500円玉や100円玉などの少額効果の流通量が減少しています。クレジットカードやプリペイドカードの普及、エディやスイカなどの電子マネーの登場などがコインの減少の大きな要因だそうです。携帯電話さえ持っていれば財布を持たずにコンビニで買い物ができるなど、世の中キャッシュレス。消費税導入で硬貨の流通量は増えましたが、90年代に入ってからは減少傾向でした。なぁ~るほど。時代を反映していますね。かつては100円玉の流通量で世の中の経済の動きが見えましたが(おつりで使うので)、もはや硬貨は経済の動きをはかるものではなくなっているようですね。

7割強が1年後の物価上昇見込む
 日銀が18日発表した6月の生活意識に関するアンケート調査で、1年後の物価上昇を見込むとの回答割合が71.8%となり、前回の3月に比べて13.2ポイント上がりました。ガソリン価格の上昇に加え、マヨネーズなど身近な商品に値上げの動きが出てきたことが背景にあるとみられます。ただ、同様に石油製品高だった昨年9月(79.4%)よりは低い水準にとどまりました。調査は5月25日から6月18日に4000人を対象に実施、有効回答は2179人だった。物価上昇を見込む回答が増えた半面、1年後の物価が「下がる」や「変わらない」との回答割合は減りました。1年後の予想物価上昇率は平均4.5%で、前回に比べて1.5ポイント上昇しました。現在の景況感が1年前に比べて「良くなった」との回答割合は11.6%で、前回比0.5ポイント上昇しました。一方で1年後の景況感が「良くなる」との回答は10.2%で2.1ポイント下がりました。