水曜日, 7月 18, 2007

マンション販売鈍化  大証金価格連動投信発売

 不動産経済研究所による2007年1~6月の首都圏マンション市場動向によれば、発売初月の平均契約率は前年同期比5%低下の75%となったそうです。地価上昇で平均販売価格が1割上昇したのが主因だったそうです。近畿圏でも同様で売れ行きが鈍化しています。首都圏の1~6月平均価格は4,646万円、東京23区内は6,020万円、これは前年同期より1,000万円近く上昇しています。神奈川県では平均価格4,545万円(約500万円上昇)、埼玉県・千葉県は100~300万円の上昇でした。1~6月新規売り出し発売戸数は東京23区で8,182戸と3割減でした。近畿圏でのマンション市場動向では新規発売戸数は1,596戸だそです。2004年は首都圏で8万5,000戸も発売されています。

大証の金価格連動投信、2万6000円程度から投資可能に
 大阪証券取引所は17日、金価格に連動するETF(指数連動型上場投資信託)の上場を承認したと発表しました。売買単位は10口(10グラム)で、現在の相場だと2万6,000円程度から買うことができます。個人が分散投資に利用する動きのほか、17日に東京工業品取引所が取引を始めた金先物の小口取引「金ミニ取引」との裁定取引ニーズもあるとみられます。ファンド名は「金価格連動型上場投資信託」で、8月10日に上場します。管理・運営するのは野村アセットマネジメント。当初は27億~56億円規模になる見通しです。国内の取引所が株価指数以外に連動するETFを上場するのは初めてです。大証の参加者資格を持つ証券会社であれば取り扱えます。特別なシステム対応も必要ないため、ほとんどの個人向け証券会社で買えるようになるということです。個人向けの新しい投資商品です。