火曜日, 7月 24, 2007

離婚2カ月連続で増加・5月人口統計、「年金分割制度」背景に

 外国為替証拠金取引(FX)での利益の申告漏れに関する話題がよく新聞出でてきます。主婦の約5億円の脱税は記憶に新しいかと思います。外国為替証拠金取引(FX)は、少ない元手で大きな取引ができるもので、いきなり大金を手にする可能性を秘めています。でも、その利益額は雑所得となり、確定申告で、利益を得た翌年の2月~3月までに申告しなければなりません。実際にきっちりと申告している人が少ないようです。3年間に得た約2億円を隠し、約7,000万円を脱税したとして、東京国税局が東京都江戸川区の保険代理業の男性(84)を所得税法違反容疑で東京地検に告発していたという記事がありました。こういう記事は後が絶たないようですね。

離婚2カ月連続で増加・5月人口統計、「年金分割制度」背景に
 厚生労働省が23日発表した5月の人口動態統計(速報)によれば、離婚件数は前年同月比4.5%増の2万3,163件と2カ月連続で増加しました。4月に離婚後に夫の厚生年金などを妻と分けられる「年金分割制度」が始まり、離婚に踏み切る夫婦が増えていることが背景にあるようです。この制度を利用すると、結婚していた間の厚生年金や共済年金の報酬比例部分(基礎年金部分は対象外)を最大半分まで分割できます。離婚件数は新制度が始まる前の3月までは12カ月連続で減少していましたが4月には6.1%増と急増した。新制度で年金分割ができるようになるまで離婚を待つ夫婦が多かったことをうかがわせる数字です。ただ離婚件数を1~5月の累計で比べますと今年1~5月は前年同期を1.1%下回っています。厚生労働省は、詳細結果(来年9月公表予定)で年齢別の離婚件数などをみないと今後の動向は判断しにくい」としています。